Javaでの開発環境を作るにあたって
● 「JDK」・・・JVM(Javaの仮想環境)やら、その他のパッケージやら、Javaを開発するためのパッケージ的なやつ
● 「Eclipse」・・・Javaでの開発に適したエディター
をインストールするとして。その手順を備忘録として残しておきます。
※ 当記事ではMacOS(Mac OS Xバージョン10.7.3 (Lion)以降)用の環境構築についてのみのご紹介です。
1: JDKのインストール
https://www.java.com/ja/download/
へアクセスして、緑のボタンのところからダウンロードしちゃう。
ダウンロードしてきたファイルを開いて、インストールに進む。
java -version
とコマンドライン上で入力して
java version "1.8.0_391"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_391-b13)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.391-b13, mixed mode)
のように表示されればJDKのインストールは無事完了!
2: Eclipseのインストール
https://www.eclipse.org/downloads/
からアクセスして、以下のように64ビットの方をダウンロード。
これも案内に沿って、インストールを進めていく。
以下のようなダイアログが出る場面、お好みでOKですが、私は今回Javaだけ書ければいいか。
ってことで2番目のやつにしてインストール作業を進めてます。
さらに進んで、以下の画面(ローンチがどうちゃら)まできたらとりあえず閉じちゃう。
以下のステップの日本語化をしてから再度開くと、この画面も日本語化されます。
なので先に日本語化を進めちゃおう。ってことにします。
3: Eclipseの日本語化
にアクセスして、以下の「Mac」のボタンをクリックしてプラグインのzipファイルをダウンロードしてきます。
※環境によっては、ボタンを押すだけだとダウンロードが失敗するかもしれません。その場合は案内にあるように、「右クリック」→「開く」でダウンロード可能です。
ダウンロードしたzipファイルを解凍して、中身の「features」「plugins」を以下のようにEclipseにコピーしていく。
ダウンロードが完了したあとはコピペと設定ファイルをいじります
あと3ステップで日本語化は完了だニャ
①「features」をコピー
「features」フォルダそのものをコピーして、Eclipseのアプリのアイコンで右クリック→「パッケージの内容を表示」
「contents」→「Eclipse」の配下にコピーした「features」フォルダをペーストします。
②「plugins」の直下のフォルダをコピー
「plugins」フォルダのすぐ下にある「jp.sourceforge〜」みたいな名前のフォルダをコピーします。
※これは「plugins」フォルダそのものではなく、その「直下のフォルダ」をコピーする点に注意。
そしてコレを先ほどと同様に、Eclipseのアプリ→パッケージの内容を表示→Contents→Eclipse
の配下にある、「plugins」ディレクトリの直下にペーストしてあげます。
③ eclipse.iniをいじる
最後です。
Eclipseアプリ/Contents/Eclipse/eclipse.ini に日本語化をするための設定を追記します。
その前に、②でペーストした「jp.sourceforge〜」のフォルダ内にある、「pleiades.jar」のフルパスを使うのでコピーしとく。
以下の画像のように、pleiades.jarの部分で右クリックをして、optionキーを押したままにするとフルパスをコピーできる。
このコピーしたフルパス含め、以下の内容をeclipse.iniの最終行にでも追記する。
-Xverify:none
// ↓ javaagent:のあとがコピーしたフルパス
-javaagent:/Applications/Eclipse.app/Contents/Eclipse/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
これで、Eclipseのアプリを再度起動した時に日本語になっていればOKです。
4: Eclipseの起動・Javaの実行
Eclipseアプリを起動して、ステップ2の部分で閉じたローンチの部分。ワークスペースがどうとかを選択できる画面に来ると思います。
Eclipseで作ったJavaのコードだったりのフォルダ等を保存する場所を設定することができます。
ここはお好みで作業のフォルダ等を置きたい場所を指定してあげてください。
あとは「起動」ボタンを押せばEclipseが立ち上がります。
これで、Javaのコードを書いていくための準備が完了しました!!
あとはプロジェクトやパッケージをお好みで作ってJavaをバリバリ書いていけます。